シリコンバレー視察

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かなり昔のコラムになってしまうが、書き留めておこうと思います。

2011年にシリコンバレーへ企業視察へ行きました。当時は日本や米国以外でソーシャルメディアが流行りだしていた時期でもありました。

Facebookなどはまだそこまで認知されていない時期だったと思います。

  1. 現地企業訪問について
  2. シリコンバレーについて

でまとめていきたい。


現地企業訪問について

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現地の企業を10社弱訪問しました。中にはFacebookやZyngaといった名の知れた会社もありました。上記の会社もその1つであったのですが、当時は日本ではガラケー向けソシャゲが流行っている時期で、私もその業界にいたので主に訪問はゲーム会社が多かったです。

日本のマーケットはどうだ、とかアメリカのマーケットはどうだとかを主に議論していたように思います。当時私もまだ経験も浅かったので課金率はどうとか、継続率とかマイクロKPIを主に聞いていました(というか、聞けと上司から言われて渡米したので)人に言われて動いていては、何も得るものはないですよね。自分で考えて動いて初めて理解できる。

ただ、今となって思うことは、そんなKPIとか聞いても意味ないんですよね。アメリカ人は課金しないとか、主婦層が重要なマーケットとか、どんなゲームが受けるとか、そんなのどうでもいい情報だったと思います。

そんな企画の話をしたところで、こんな短い出張で何も得ることはないです。ゲーム会社としてもっと聞かなければいけなかったことは、もっと大局観な事

−アメリカに会社作るにあたっての障壁とメリット
−どんな企業とコラボできるのか
−あなたの会社と一緒にコラボできるか

とか。もっと前のめりな質疑応答が必要だったと思います。ナマの声をもっと聞くべきでした。
そんな細かいエンジニアがいないとか、Unityエンジニアがいないとか、マーケットがどうとかは必要だけど、ミーティングの情報交換としては意味のないものでした。

ここで上記の会社の代表が元EAのFounderとかだったらしく、連れの一人が興奮して「あなたのファンでした」ってミーティングの名刺交換でいってました。これには驚きですね。あくまでミーティングなので対等な立場で接するべきでもうファンの時点で対等じゃないですよね。プラス、ビジネスの場でファンっていうのはNGだとも思いますし。

私も初めてのシリコンバレー視察だったので、緊張もあったのであまり有意義な質疑はできませんでした。今なら問題なくできると思いますが

これも成長の糧として今後に活かしたいです。ビジネスの中ではお互い対応なのです。


シリコンバレーでの事業

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この時期からシリコンバレーにこぞって日本のIT企業が進出し始めました。A社は現地の会社を買収して事業をスタートさせていました。もちろんスマホの事業なのですが、当時はA社は何もスマホの事業を成功させていませんでした。ワクワクでアメリカの会社と一緒に仕事ができる、と胸を踊らせていたと思います。
ただソシャゲの事業を日本とアメリカとか遠隔でやるメリットって何もないんですよね。Apple、Googleはきちんと1つの拠点からグローバルに展開できる素晴らしいプラットフォームを作り出していたのですから。遠隔でやるのならそれをカバーできるメリットがないと意味がありませんでした。今となればベトナムなどのオフショア拠点などはコストメリットがその遠隔の難しさをカバーできていると思うので、このやり方にはポジティブです。

マネージメントに苦労したと聞きます。数百人のシリコンバレーの会社を日本からやってきたドメスティックな日本人がまとめ上げる。生半可じゃないと思います。ここが日本の課題だと思っていて、グローバルで活躍できる人材が少なすぎます。
これは今どうこうの話ではありませんが、日本人が外に出ないのもありますが、今まで外国人を日本から排除していたという背景も大きく影響していると思います。

結果はどうなったのかは、言及しませんが、海外の会社を買収してマネージメントするのであれば、それ相応の人を中に入れてきちんと組織化しないとすぐに崩れてしまうでしょう。それにソシャゲの業界という浮き沈みが激しい業界ですから、きちんとマネージメントと確度の高いプロデューサーなどを入れないとすぐに売上など落ちてしまいます。

他にも色んな日系企業が進出しましたが、ことごとく失敗しました。
ソシャゲ」バブルが終わったと言えばそれまでなのですが、もう少し上の経営部分で改善が必要だったんではないかとも思います。

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私がいた業界のせい、といってしまえばそれまでになってしまうのですが今の私であればアメリカの企業を買収などはしないと思います。日本人を駐在させオペレーションするほうが遥かに事業成功確度は高いでしょう。コントロールしやすいですし、現地採用と駐在でもコストもそこまで変わらないでしょう。日本のソシャゲ業界で、日系企業が海外で成功できない理由は

−そもそもソシャゲが終わった
−買収などをして、大きく人を抱えてしまった。駐在員であれば、コストも小さい

だと思ってます。

以下にtogetterがあるので参考にしてもらいたい。

http://togetter.com/li/101543

当時の自分は何もわかっていませんでしたが、今の自分であればある程度の海外事業の指標を考えられると思っています。振り返りを含めて記述してみました。

じぇーむす

じぇーむす

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